こんにちは!

元看護師・2児の母の小泉弥生です。

今日はこれからの時期気を付けたい病気についてお話しします。

赤ちゃん マスク

 

 

 

 

みなさんご存じのように

病気には季節によって流行するものがあります。

今のように涼しくなってきて、寒くなるころに猛威をふるうものがあります。

これからすこしずつ流行の病気の情報も

載せていきますね!

赤ちゃん、お子様を保育園に通わせているママであれば

まわりからよく聞くこともあるかもしれません。

逆に第一子を育てている赤ちゃんのママだとまだ経験がなく

聞いたことのないものがあるかもしれません。

 

いずれにせよ、神経質になる必要はありません。

名前・症状を簡単に知っておくだけでも

適切に観察し、対処できるようになります。

まずはこれで、今から気を付けたい病気を知るところからはじめてみましょう!!

 

今現在は手足口病・溶連菌感染症が過去5年にくらべ患者数が多くなっている

※感染症エキスプレス@厚労省 の情報より

手足口病は夏に流行をする病気です。

溶連菌はのどの症状は年末年始ころに流行る傾向にあります。

いずれも現在患者数が多い状況のようですので簡単に説明いたします。

手足口病

ウイルス感染で、夏に流行するものです。
患者の90%くらいが5歳以下の乳幼児(特に2~3歳、次に0~1歳が多い)です。

〖症状〗

感染してから3~5日で

口の中や手のひら・足の裏・足の甲などの四肢末端に2~3mmの水泡様の発疹が出現します。

1/3に発熱がみられますが、軽症で高熱が続くことはありません。

基本的には数日のうちに治癒する予後良好の病気です。

まれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症などほか、

心筋炎、急性弛緩性麻痺などの症状が出現することがあります。

〖感染経路〗

飛沫感染(感染している人の咳やくしゃみなどから)

接触感染(ウイルスのついた手で手すりおもちゃなどをさわったものを、うな

触ったりなめたりすることで間接的に感染する)

糞口感染(排便の処理などでウイルスが付着したままの手から

ウイルスが口などに入ることにより感染)

 

特別な治療はありません。数日で軽快するので怖がる必要はありませんが

まれに中枢神経系の合併症もみとるため診断をうけたら

子供の言動の変化や意識状態が悪くなることはないかということを観察していればよいと思います。

 

溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌感染症)

溶血性レンサ球は約90%がA群であり、こちらの説明をします。

こどもだけでなくいずれの年齢でも起こり得ますが、

学童期の小児に最も多く、

3歳以下や成人では典型的な症状を呈することが少ないです。
逆に赤ちゃんは症状に気付きにくいことがあります。

冬季および春から初夏にかけての2 つの報告数のピークが認められています。

患者との接触を介して伝播するため、ヒトとヒトとの接触の機会が増加するときに起こりやすく、

家庭、学校などの集団での感染も多いです。

感染 性は急性期にもっとも強く、急性期の感染率については兄弟での間が最も高率で、25%と報告されています。

なので急性期の子どもとの接触をさけることができればある程度感染を予防できるわけですが
家族や身近に学童期のお子様のいる赤ちゃんは症状に注意が必要です。

〖症状〗

潜伏期間はだいたい2〜4日です

突然の発熱(38〜39℃)とのどの痛みで始まることが多いです(しばし嘔吐がでることがある)

しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています。

喉の奥の腫れや赤み、

舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。

いちご舌

 

 

 

 

 

【写真】出典:国立感染症研究所 A群レンサ球咽頭炎とは http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03-37/k37-01.jpg

また、発熱開始から12~24時間で点状紅班様・日焼け様の皮疹が首・胸あたりから全身に広がります。

かゆみで気づく場合もあります。

急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。

風邪と違って咳や鼻水はほとんどないのもこの病気の特徴です。

合併症として、肺炎、髄膜炎、敗血症などの化膿性疾患、

あるいはリウマチ熱、急性糸球体腎炎などの非化膿性疾患を生ずることもある病気です。

〖診断・治療〗
咽頭粘液をぬぐうことで簡単に検査できます。

対症療法のほか

重大な合併症をふせぐために、確実に一定期間抗生剤を内服

(1部をのぞいて少なくとも10日間※医療機関での指示にしたがいましょう)

する必要があります。

確実に溶連菌を退治し、

重大な続発症(合併症)を引き起こさないために、

症状が消えても抗生物質はしばらく飲み続けなくてはいけません

医療機関できちんと治療しましょう。

治ったあとも尿検査が必要になることがありますので(糸球体腎炎などを起こしていないかの確認)

指示通り検査しましょう。

〖感染経路〗

飛沫感染で感染します。感染者との濃厚接触を避けることが重要です。

手洗いなどの一般的な感染予防行動をしっかりおこないます。

〖登園・登校〗
しっかりした規定はありませんが、感染がおきないと判断されるまで休む必要があります。

医療機関できちんと確認し、大丈夫になってから登園登校しましょう。

 

これから赤ちゃん、幼児のお子さんが気を付けたい病気は・・・!!

赤ちゃん こども 熱

 

 

 

 

 

上記二つの疾患はすこしづつ患者数は減っているようです
(溶連菌は冬にかけてピークがあるので注意ですが)

これからの時期、
寒くなってくるといろいろ感染症が心配ですよね。

これについてもまた記事にする予定ですが

まずは、一番気を付けたいのが

RSウイルス感染症

です!!

早産児をもつお母さんが見てくれていたら
ああ、シナジスうってるあれね、っていってもらえるかもしれませんが、

知らない方もいるかもしれません。

これは2歳までにはほぼ確実にかかるといわれていて、

風邪とおなじような軽症ですめばよいのですが
ひどくなると咳が悪化し、ゼーゼーしたり、呼吸が苦しくなったりし
細気管支炎、肺炎へとすすんでいく怖い病気です。
3割の赤ちゃんがゼーゼーしたり呼吸困難になるというので

割合が結構高いです。

2歳以下の赤ちゃんに特に注意が必要です。

RSウイルス 赤ちゃん 発生状況

 

 

 

 

出典 国立感染症研究所 RSウイルス感染症 http://www.nih.go.jp/niid/ja/10/2096-weeklygraph/1661-21rsv.html

過去のデータですが、だいたい秋くらいから急激に増えてくる傾向にあります。

下の○○週というのがわかりにくいですが

2015年は

8/31の週は36週

9/7から37週になります。患者数が徐々に増えてくる時期に入ってきました。

これから増えてくると予想される赤ちゃんの病気。

これについてもお話ししていきますね。

 

今日もお読みくださりありがとうございました(*^_^*)