こんにちは!

元看護師・2児の母の小泉弥生です☆

今日は前記事で

赤ちゃんのママなら知ってほしい!という感染症について

詳しく書いていきますよ~

これを簡単にでも知っておけば

症状が予測でき

大切な赤ちゃんを守ることができます☆

 

 

だんだん気候が秋めいてきて

晴れたり雨が降ったり

蒸し暑かったり涼しかったり

不安定になってきましたね。

この気候が不安定になってくると

風邪をひきやすくなってきます。

わが家のまわりの幼児たちからも

ちらほら咳や熱がでたという話がまいこんできます。

 

乳幼児の赤ちゃんの風邪、本当に風邪でしょうか??

赤ちゃん マスク

 

 

 

 

『風邪ひいちゃった~』
風邪なら

数日でよくなりますよね。

 

乳幼児をもつママたちは

これからの時期

お子さんがひいた風邪に要注意!です。

最初は風邪の症状と同じで、

早いうちに病院にいっていると「風邪」と言われてしまいますが

数日で重篤な症状が出現する感染症の可能性があります!

 

乳幼児の赤ちゃんを持つママなら知っておきたいRSウイルス

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RSウイルス感染症はRSウイルスがうつることで発生する呼吸器感染症です。

秋口から冬にかけて流行します。今からの時期が要注意です!!

年齢関係なく大人になってからも生涯かかって治ってを繰り返しています。

なので大人は「風邪ひいた」で数日で治ったものが

実はRSウイルスだったということもありえます。

しかし、注意したいのが初感染

生後1歳までの半数以上が

2歳までにほぼ100%の児が

RSウイルスの初感染を受けるとされています

国立感染症研究所 ホームページ:IDWR2013年第36号<注目すべき感染症>RSウイルス感染症参照 )。

初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれています。

乳児、特に乳児早期(生後数週間~数か月)の赤ちゃんは

細気管支炎・肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります

低月齢の赤ちゃんなら母体免疫があるから大丈夫~なんて赤ちゃんの風邪を軽く見てると

それがRSウイルスだった場合母体免疫があるのにも関わらず

重篤な症状になることがあるのです。

 

初感染の3割は重症の危険性! RSウイルスの症状

赤ちゃん こども 熱

 

 

 

 

RSウイルスに感染してから2~8日(多くは4~6日)で発症し

発熱、鼻水などの症状が数日続きます。

多くはこのような軽症で治るのですが

重くなる場合はその後咳がひどくなる、ゼーゼーしてくる、呼吸が苦しそう といった症状が出て

細気管支炎、肺炎と進展する可能性があります。

約7割は 鼻水などの軽症のうち治ってしまいますが

約3割は咳が悪化し、ゼーゼーしたり呼吸が苦しくなってきたりといった症状が出現してしまいます

低月齢の赤ちゃんほどかかったら注意が必要です。重篤な合併症は無呼吸発作や急性脳症です。

低出生体重児・心臓や肺に病気があったり、神経・筋肉の病気、免疫に問題がある場合はより重症化のリスクが高まります。

国立感染症研究所感染症疫学センターホームページ「感染症の話:RSウイルス感染症」参照

なので低月齢の赤ちゃんや、ハイリスクの赤ちゃんは

この時期からの風邪には気を付けることが必要です。

 

特効薬はない?どうすればいいの??

RSウイルスにかかってしまっても特効薬はありません

症状をやわらげる治療をしていくことになります。

なので、入院治療をしても長くかかってしまうこともありますし、

重症化すると怖い病気です。

低月齢の赤ちゃんとハイリスクの赤ちゃんはこれからの風邪に注意し

大人も含め鼻水や咳があるひととの濃厚な接触をなるべく避けていきましょう。

大人や年長の子どもには軽い風邪の症状で終わる場合もありますので

その場合軽い風邪だからと、、、乳幼児と濃厚にかかわってはいけません。

咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、

感染している人との直接の濃厚接触や、

ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を

触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します

国立感染症研究所 ホームページ:IDWR2013年第36号<注目すべき感染症>RSウイルス感染症参照 )。

予防するには咳などの症状がある人がきちんとマスクを着用すること

また、触ったりなめたりする可能性のあるものにアルコールや塩素系のもので消毒しておく

そして基本は手洗いと擦式消毒(手ピ○ジェルなどいろんなものがドラックストアに売ってますね)で持ち込まないことです。

 

ハイリスクの児は注射で予防できる?ほかの予防接種はどうなるの?

RSウイルスのワクチンはありません。

しかし、抗体を投与することで予防する方法があります。

ワクチンで着く免疫は病原体がきたら自分で抗体を出して病原体をやっつけることができますが

抗体を補充すると一定期間のみ病原体をやっつける効果があり、

補充しなくなるとやっつける力がなくなることになります。

重症化の危険がある赤ちゃんは

モノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(商品名 シナジス)の投与があります。

RSウイルス感染症の流行初期に投与し始めて流行期も引き続き1か月毎に筋肉注射することにより、

重篤な下気道炎症状の発症の抑制が期待できます。

 

投与対象患者となっているのは以下の方です。

・在胎期間28週以下の早産で、12カ月齢以下の新生児及び乳児
・在胎期間29~35週の早産で、6カ月齢以下の新生児及び乳児
・過去6カ月以内に気管支肺異形成症の治療を受けた24カ月齢以下の新生児、乳児及び幼児
・24カ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患の新生児、乳児及び幼児
・24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児,乳児および幼児*
・24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児,乳児および幼児*

*本剤の添付文書では、投与に際しては学会等から提唱されているガイドライン等を参考とし、

個々の症例ごとに本剤の適用を考慮すること、とされています。
なお、パリビズマブ製剤の投与は保険適用となっています。

厚生労働省 RSウイルスQ&A 参照)

下の息子が32週早産児ですので

息子は流行期に月一回シナジスをうちに行きました。

ワクチンではないので接種スケジュールでほかの予防接種に影響はしません。

実はこの薬、高価であります。体重あたりで量が決められるので

大きくなってくると倍の量になります

藤沢市だと乳児で医療費はかかりませんが

わたくし、里帰り出産で、修正で1か月(生後3か月)超えるまでは

里帰り先にいたのですね。

里帰り先での医療費はまず自分で支払ってあとから申請して還付されるというシステムだったので

この高価な値段を目の当たりにしました、、、

よりありがたみを感じましたね(/_;)

 

 

実は息子はシナジスをうっていた

翌年のシーズン(もうシナジスをうたない秋シーズン)

1歳をこえてから(修正だと1歳未満でした、、)

このRSウイルスで入院しました。

わが家は長女からうつってしまいました(長女も咳鼻水はありましたが軽症でした)

うつって熱が出たので受診した時には風邪といわれましたが

翌日には苦しそうにしていてあっという間に症状が進む怖さを経験しました。

小さな体で辛そうにしている姿をみるのが

母親としてとてもつらかったです(/_;)

治療してくださりおかげさまで元気になりましたが、、、

RSウイルスで重症化した児は喘息になりやすいというデータもあるようです。

 

できるならば重症化したくないRSウイルス感染症。

できるだけ低月齢の感染をふせぐために

基本的な感染予防はもちろん

パパやママからもちこんでしまったりすることも

注意していきましょうね!

ひいてしまったら早めの対処が肝心です。

風邪といって安心せず

赤ちゃんの呼吸が早くなってないか?ゼーゼーしてないか?

いつもと違ってだるそうだったりぼーっとしていないか?

などきちんと治るまでは観察をつづけましょうね。

 

 

今日もお読みくださりありがとうございます(*^_^*)

これをよんでくださる赤ちゃんとママが元気に寒い時期をすごせると

とてもうれしいです!!